【多読って何?】
そういった子供たちがどうやって、英語を習得したかというと、それは「英語多読」です。
私は、逆に英語が話せる子供で英語多読や英語多聴をやっていない子は見た事がありません。
ただ、「英語多読」だけご家庭でやっていてもスピーキングにはつながりません。
正しいレベルのものを正しい量を読む事、またご家庭での語りかけや練習が必要なのです。
ニコニコ英会話では、「英語多読」からどうやってスピーキングにつなげるかに着目し、ご家庭でどのように練習したらいいか、何をしたらいいのか。
レッスンの他に「お家英語」のやり方をサポート。
ご希望の方には、毎週課題の音声や動画を送って頂き、添削をしております。
最初は、単語数の少ない易しい、簡単な絵本から始めます。
本は自分が気に入れば何でもいいです。
自分が楽しいと感じる本をたくさん読む事が大事です。
それを続けていくと、英語や英語の文に慣れていき、もう少し単語が多く入った絵本でも読めるようになっていきます。
お母さまがお子様に英語多読をさせたい場合のポイントは、お子様の絵本の好みを知る事です。
子供は自分の好きな本なら、飽きずにいつまでも眺めています。
「もっと読みたい!」「次のお話しは、どうなるの?!」なんて始まります。
そうなったら、こっちのものです。
お子様の好みの本を視界に入る所に置いておく。
そうすると、取り出して読み出します
多読三原則
1.2ページにぎっしり辞書で引いたであろう単語の上に日本語訳が書いてありました。
その先は、まっ白。
「この単語わからない時点で、ハリーポッター無理だろ…。」とも思いました。
これが典型的な挫折例です。
読んでいて分からない単語が出てきても、辞書は引きません。
いちいち辞書をひいていたら先に進めないし、お話の勢いに乗れないですよね。
あまりにも分からない単語が多くて意味がわからない場合は、その本はもう少し経ってから読むように置いておきましょう。
英語を日本語に訳す事が習慣化してしまうと、それはとてもよくないです。
英語には、英語の雰囲気があって、日本語に直訳すると「えっ!」という時もあります。
英語を英語のまま英文のまま雰囲気を楽しむ事が重要です。
完全に意味が分からなくてもいいんです。
完璧じゃなくていい。
最初は、わからくて飛ばす事が出来ない人もいらっしゃいます。
ですが、大丈夫です。
慣れます。
どんどん、飛ばしましょう!
自分が楽しく感じない本は、無理に読む必要はありません。
それよりも「この先どうなるか気になる…。」
ような本だと、いつの間にかどんどん読んでしまっていて、 「もう、次のページで最後か。終わってしまのがさみしいな。」
なんて、思ったりします。
自分が難しくなく楽に読める、また楽しいと感じる本をたくさん読みましょう。
【ORTってどんな教材?】
ニコニコ英会話では「Oxford Reading Tree(ORT)」を使用しています。
オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)とは?
イギリスの約80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書。
かわいいキャラクター達が登場するユーモアあふれる「オチ」がある短いお話が200話以上あり、すべてネイティブの子供たちが使う自然な英語でつづられています。
10段階にレベル分けされ、頻繁に使う表現が繰り返し登場するため、英語学習用としても最適。
物語はおもに主人公のキッパー少年とその家族や友達の日常生活を描いているので、まるで日本にいながらイギリスの家庭にホームステイしている気分も味わえます。
ORTのキャラクター
オックスフォード・リーディング・ツリーにはKipper、Biff、Chipのわんぱく3兄弟と愛犬Floppyを始め楽しいキャラクターがたくさん登場します。彼らが繰り広げる様々な物語を一緒に体験しながら楽しく英語が身につきます。
ORTの魅力とは?
背景にもいろいろと工夫されているので、絵だけ見ても楽しむ事ができます。
物語には、たいてい隣のおじさんや動物、眼鏡のおじさんなどが隠れていて、それを探すのも楽しいです。
また、文章の意味がまだ分からない場合にも、ORTは、絵で大体の内容や会話が推測できるようになっています。
いちいち日本語で訳すのではなく、英語を英語で考える訓練ができるわけです。
キッパーとう男の子が主人公ですが、毎回と言っていいほど、家族5人とわんちゃんが登場します。
Stage5でマジックキーが出てくるまでは、日常の出来事がほぼ絵本の内容になっています。
普段の生活がお話ですから、普段日常で使う英語を吸収する事ができます。
そして、話の最後に必ずオチがあります。
「Oh,no!!」となったり…大人はクスッ、子供は大笑いします。
単語だけでなく、表現なども繰り返し出てくるようになっています。
子供は、「この単語を覚えよう!」なんて気にする必要がありません。
楽しみながら読み進めていけば、同じ単語がいろんな場面で出てくるので、自然と意味がわかりますし、どういう時にこの単語を使うのかが分かってきます。
Stage10からStage12は、Time Chronicles Storiesと言って、キッパー達が少し大きくなって帰ってきます。
通常はどんなレベルの方でもStage1+から読む事をおススメしておりますが、今の自分のレベルに合った本から読み進める事もできます。
読み終わったら、また自分のレベルに合った本を他から探す必要がありません。
そのまま、Stage1+→Stage2のようにそのまま続けて読み進めればいいだけなので簡単です。
また、ステージが変わっても気付かないくらいゆっくりゆっくりレベルが上がっていくので、無理なく英語力を伸ばす事ができます。
読み進めて行くうちに英語や英語を読む事に慣れていっている自分に気付く事ができます。
30年以上に渡りたくさんの子供たちに愛され、現在世界130ヵ国以上の国々で読まれており、多読図書として草分け的存在です。
多読は、やさしい絵本をたくさん読む事が基本ですから、同じレベルの本がたくさんあり、レベルも細かく分けられ、気付かないくらい少しずつレベルが上がっていくORTは「多読にピッタリ」というわけです。
一般的に中学・高校6年間で習う英単語の量は、8万語。
ORTStage1~Stage9までに出てくる単語の量は、72,629。
ORTを全部読み終わると中学・高校で習うくらいの英単語は、クリアできちゃうというわけですね。
楽しく進めていくうちに英検も合格となれば、一石二鳥どころか一石三鳥です!
【Oxford Reading Clubについて】
ニコニコ英会話の既存生の生徒様は、 Oxford Reading Clubに入会する事ができます。
Oxford Reading Tree300冊に加え、Oxford社のシリーズ本を1001冊ご家庭で読む事が可能です。
Oxford Reading Clubは、オックスフォード大学出版社のレベル別リーダー教材を
デジタルでお楽しみいただけるリーディング・プログラムです。
1冊の本を5ステップリーディングを活用しながら読む事で、
①単語力
②リスニング力
③スピーキング力
④スピーキング力
⑤問題解決能力
を鍛えることができます。
効果的なリーディング教材をお探しの方におすすめのプログラムです。
ゲーム感覚で進める事ができるので、毎日楽しみながら多読ができます。
スマートフォン、タブレット、パソコンのデバイスを3つまで使用する事ができます。
Oxford Reading Clubのアプリを取得するだけで簡単にご自宅で ORTの絵本を読む事ができます。
重要単語のチェックができます。
ここで、単語の意味が全く分からない場合には、この本はまだ早いという事です。
前のStageに戻りましょう。
Wrap up お話に関する問題です。お話をちゃんと理解できているか、チェックする事ができます。